2013年01月03日

我慢できる子

こんにちは。お疲れ様です。

今日は雑談です。

年末年始、良く見かけたのが「これ買って買って〜!」と泣き叫ぶ子供でした。自分にもそういう時期があったような無かったような、なんとなく懐かしい気持ちになりました。

そういう子供に対する親御さんの対応は様々で、見ていて興味深いものでした。
巳年ではありますが、藪蛇をつつくのは好きではないので具体的な話は避けます。

先の泣き叫ぶ子供のように、生きていると様々な欲求不満がたまることが多々ありますが、欲求不満に耐えられるのは1つの能力だと思います。筋肉と一緒で、欲求不満という負荷をかけ続けると、欲求不満への耐性も鍛えられるらしいです。

さて、そういう欲求不満などから自己を防衛しようとする無意識的な働きを、防衛機制とフロイトという学者は名付けました。

この防衛機制の1つに、補償という働きがあります。
何らかの劣等感を解消するために、ほかの分野で優越感を求めるような働きです。

学生時代、私はスポーツがあまり得意ではなく、代わりに勉強を少し頑張りました。(好きか嫌いかは別です)これも、補償と呼べます。

除夜の鐘で煩悩を浄化するのも素晴らしいですが、自分の中で欲求不満を良い感じに消化するのも良いことだと思います。今年は、色々なものをプラスに変えていけるような1年にしたいです。

今日はこんなところです。今回も最後まで読んでいただき、ありがとうござました。
posted by 坂元修二 at 13:39| Comment(0) | 心理学・カウンセリング

2012年09月17日

信頼関係の形成について

こんにちは。連休が取れた方は良い休日を過ごされましたでしょうか。
結構離れた場所を通過したとは言っても、台風の影響がそこかしこにありました。
自然の力は良くも悪くもすごいです。

今日は「信頼関係の形成」について少し述べます。
皆様、色々な哲学をお持ちだと思います。例えば、「嘘をつかない」や「納期を守る」といったことも信頼関係の形成に大きく役立つでしょう。

今回述べますのは、カウンセラーが相談者の方との信頼関係を築く土台になる技法です。

と言っても、難しいことではありません。

まずは、@穏やかな表情、態度A姿勢は少し前傾でB腕は組まない、といったことを心がけます。

話を聞く最中は、CうなずきやあいづちをしっかりとD簡単な言葉の繰り返しEできるだけ相手の言葉を使いながら大事そうな言葉を返してみるF感情が出てきたらそれをしっかり受け止めて寄り添う、というところを意識してみてください。

あとは、何回も出てくる言葉や相手が使う言葉の意味を考えながら、しっかりと聞いてあげると相談者の方が安心して何でも話せるようになります

話を聞いている途中で、色々自分の意見を言いたくなる気持ちが湧いてくると思いますが、とりあえず我慢してください。だんだんと信頼関係ができてきます。

結局のところ、相手への気遣いが大事だということだと思います。

もし気が向いたら、職場で、ご家庭で、友人同士で、試してみてください。

今日はこんなところです。今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
posted by 坂元修二 at 22:34| Comment(0) | 心理学・カウンセリング