2012年12月25日

生まれつきの障がいがある方の障害基礎年金遡及請求について

こんにちは。お疲れ様です。

生まれつきの障がいがある方は、定められた障害等級に該当すれば20歳前障害の障害基礎年金を受給できます。

しかし、請求し忘れていたために、さかのぼって請求することになる方もいらっしゃいます。

基本的には、20歳当時の障がいの状況を記載した医師の診断書の提出が必要となり、認定されれば5年分さかのぼって支給されます。

もし、診断書などが取れないようであれば、事後重症請求という手続きを踏めば、請求月の翌月から年金が支給される可能性があります。しかし、まずは遡及請求をしてください。

因みに、平成23年4月1日以降は、障害基礎年金に子供の加算もつくようになっています。

20歳前障害による障害基礎年金は、所得が高ければ支給停止になることも、お忘れなく。

今日はこんなところです。今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
posted by 坂元修二 at 17:34| Comment(0) | 年金

2012年11月01日

年金の基礎知識〜厚生年金(15)「時効・他」〜

こんにちは。お疲れ様です。

寒さが増しています。コートを着用している方も見かけました。体調管理に気をつけられてください。

今日は時効について述べます。給付の権利は5年で消滅します。

支給停止されているときは時効は進行しません。

いずれにせよ、請求はお早めにされることをお勧めします。

例えば、老齢厚生年金の受給権がある方が年金を請求せずに亡くなった場合、未支給の年金について請求することになりますが、この場合は亡くなった時から5年ではなく、亡くなった方に老齢厚生年金の受給権が発生したときから5年が時効となります。


それから、基金についてです。端的に言いますと、同じ保険料だけれども年金額がすこし増える、というものでした。保険料を基金が運用することで、利息を増やし、本来の年金額より少し多めに受け取れる…という、金利が低い今の時代では、なかなか厳しそうなものです。

報道等でご存じのとおり、10年後に廃止される予定です。細かいことがわかりましたら、後日お伝えいたします。

以上で、厚生年金に関する話を、終了します。個別具体的なことは、またブログで述べていきたいと思っています。

今日はこんなところです。今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
posted by 坂元修二 at 18:37| Comment(0) | 年金

2012年10月30日

年金の基礎知識〜厚生年金(14)「3号分割(離婚分割)」〜

こんにちは。お疲れ様です。

前回の続きで、離婚分割についてです。今回は、奥様が専業主婦であるパターンで、3号分割と呼ばれています。
厚生年金の被保険者(ご主人)は国民年金の2号被保険者であり、その被扶養配偶者(奥様)は3号被保険者であるから3号です(9月7日をご参照ください)。

内容は、ほぼ前回の離婚分割と同じです。今回は3号分割標準報酬改定請求をします。

平成20年4月1日以降の、婚姻期間中のご主人についての標準報酬(ボーナス含む)を、2分の1ずつに分割する、という内容です。

離婚分割と違い、合意は必要なく、奥様からのみ請求できます。

離婚分割と同様に、離婚日翌日から2年経過するより前に請求してください。

ご主人が障害厚生年金の受給権者である場合、請求できません。ご主人の障害厚生年金が減額されたら大変です。(ご主人の障害厚生年金に影響がない部分については分割が可能です。あまりないパターンですが)

3号分割により、奥様も老齢厚生年金がもらえるようになります。以前は、ずっと専業主婦であったならば、離婚した場合、基礎年金(国民年金)のみ受給するという形でした。

前回の、離婚分割(標準報酬改定請求)を請求した場合で、奥様が専業主婦の期間があれば、3号分割(3号分割標準報酬改定請求)の請求もされたものとみなされます。


所々、わかりやすくするために端折って説明しましたが、以上で離婚分割についての説明は終了です。

今日はこんなところです。今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
タグ:離婚分割
posted by 坂元修二 at 18:21| Comment(0) | 年金