2013年06月04日

整理解雇について

こんにちは。お疲れ様です。

梅雨入りしましたが、雨が降らないですね。最近、自転車通勤を始めたのでありがたいですが、農家の叔母は心配しています。

今回は整理解雇について述べます。

整理解雇とは、不況・経営難により行う解雇のことです。
会社側の都合で解雇するので、厳しい基準が設けられています。

基準として、

人員整理の必要性…売り上げや業務量が減ったこと

解雇回避の努力…希望退職者を募集したり、役員の手当てをカットしたりしたこと

解雇対象の人選の合理性…年齢、再就職の可能性などを考慮すること

手続の妥当性…従業員に十分説明をして、協議したこと

の4つがありますが、原則としてすべて満たせば整理解雇が可能となります(近年は、4つすべて満たさなくても裁判で解雇が有効と判断されることもあります)。

普通は、整理解雇の前に希望退職者を募ったり、退職勧奨を行ったりします。しつこい退職勧奨はパワハラとなりますので、ご注意ください。

ちなみに、育児休業中の女性は解雇できないのが大原則です。万が一、どうしても解雇せざるを得ない場合は、整理解雇という形で解雇するパターンが多いようです。


今日はこんなところです。今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
posted by 坂元修二 at 23:38| Comment(0) | 労務管理
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