2013年01月21日

治安悪化を理由に海外出張を拒否できる?

こんにちは。お疲れ様です。

アルジェリアの人質事件ですが、大変痛ましいニュースが連日流れています。

数名亡くなってしまわれたという情報もあります。誤報であってほしいと思います。

流血を伴う事件は、現実感が伴わない気がしますが、数時間で行けるような場所で起こっています。

海外出張や派遣も珍しくなくなりました。

そういう状況の中、もし治安の悪い地域に出張を命じられた場合、拒否できるでしょうか。

状況によりますが、治安の悪化を理由に労働者の方が出張を拒否しても、懲戒処分を科すのは許されないとされています。

元々、使用者には安全配慮義務があります。予想される危険に対して対策を講じなければなりません。

出張先の治安状況が、具体的に悪いと認識出来るようであれば、安全対策も1つの判断材料でしかないです。そうした状況で、会社が出張を命令する場合、現地の情報を収集するなどした上で、労働者に個別的に同意を求めなければならないようです。

そこで治安を理由に労働者が拒否しても、正当な理由があると認められるので、懲戒処分を科すことは厳しいでしょう。


今日はこんなところです。人質の方の御無事を祈るばかりです。
posted by 坂元修二 at 17:00| Comment(0) | 労務管理
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