2012年12月31日

失業手当と年金を考えた退職のベストタイミング

こんにちは。お疲れ様です。

今年は沢山の方にご指導やご配慮をいただいた1年でした。ありがとうございました。

このブログも、定期的に読んでくださる方が増えていきました。拙いブログではありますが、お読みいただきありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。

さて、今年最後のブログですが、少しセコい内容を述べます。

厚生年金を受給されている方が、求職者給付の基本手当(いわゆる失業手当です)の給付を受けようとするときは、年金の支給が停止となります。

そして、失業手当は、65歳に達した後に退職すれば64歳までにもらえたはずの金額より少なくなります。

色々考慮すると、65歳の誕生日の2日前までに退職すれば、「64歳の退職者」ということになり、得なのではないかと思います。失業手当は65歳以降に退職するのと比べて結果的に多く受給でき、失業手当と併給しても65歳以降の厚生年金であれば停止になりません。(細かい理由は年金事務所等で、ご自分の年金記録を参考にしながらお聞きになられるか、弊所までお問い合わせください)

よって、セコい考え方をするならば、このタイミングで退職されることも1つの選択肢だと言えます。

もちろん、可能ならば継続雇用でずっと働かれるほうが有意義な人生になると思います。

今年はこんなところです。今回も最後まで読んでくださってありがとうございました。
posted by 坂元修二 at 08:00| Comment(0) | 年金
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