こんにちは。お疲れ様です。
今日は某大学において、大学生との座談会に臨みました。
ご存知の方も多いと思いますが、2016年卒業予定の大学生から、就職活動時期が現行よりも大幅に後ろ倒しになります。
会社説明会などは来年3月解禁、採用選考については8月に解禁となります。
「学生の本分である、学業を優先させてほしい」という政府の要請に基づき、後ろ倒しになったようですが、企業にとって厳しいスケジュール調整を強いられます。大学生向けの公務員試験は8月には大体終了するので、民間企業内定者の絶対数は減りそうな気がします。
そんな状況下で、今の学生が何を考えているのか、どういう職業観を持っているのか、何を優先しているのか、座談会などで学生と話をすることは、企業にとって早めのリクルート策を立てる一助となります。
今日気付いたのは、「就職活動を始める前の学生は、イメージで仕事を選びがちである」ということです。…毎年そんな感じではありますが。
「著名な会社」、「企画」、「広告」、「公務員・教員」などを現段階(3年生)で希望する学生が圧倒的に多かったです。
私の知り合いには、銀行員になって窓口で20年保険を売り続けている友人がいます。彼の口癖は「こういうことがしたくて銀行に入ったわけじゃないけど…」です。良い会社に入ることができても、好きな仕事、やりがいのある仕事ができるわけではありません。逆に、本命の会社に入れなくても、結果的にやりがいが感じられる仕事をする場合があります。
学生の方には、就職活動の最初のうちは、視野を広く持ってほしい、と感じた一日でした。
同時に、企業側としては、具体的にどのような仕事をするのか、入社した後の流れ、等、より明確なビジョンを示していく必要性があると感じました。
今日はこんなところです。今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
2014年11月27日
大学生との座談会
posted by 坂元修二 at 23:59| Comment(0)
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