こんにちは。お疲れ様です。
ヤフーのトピックスの中に、「ゆるい就職http://yurushu.jp」の記事が掲載されていました。
掲載元は『プレジデント』の最新号です。
「ゆるい就職」とは、なんとなく軽い感じで働く、という意味ではありません。25歳以下の方限定の派遣スタッフ登録制度だそうで、「週休4日、月給15万円」という働き方が選べるそうです。その代わり、仕事は責任を持って結果を出さなければならないため、ゆるい働き方とはならないようです。
制度をスタートした背景には、「他の先進国では大学に入学するまでいろいろな経験をして、27歳くらいが大学の新卒となることが多いから」、日本でも、良い意味で、モラトリアム(猶予)期間を設けよう、という考えがあるようです。
是非はともかく、企業側からも、若者からも、ニーズはありそうです。「週に3日だけ働く」というのは、若者には魅力的に感じるでしょうし、企業側も、コストパフォーマンスが高いと感じるところがあると思います。
私が、「週休4日、月給15万円」で、若者を働かせるなら、「1ヵ月単位の変形労働時間制」を採用します。1日13〜14時間働かせて、週に40時間働かせます。それでいて、月給15万円なので、素晴らしい労働力です。…これでは人が集まらないでしょうが。
「変形労働時間制」という言葉をネットで検索すると色々とわかりやすいサイトがありますので、ここでは割愛します。「フレックスタイム制」も、働く側からしたらニーズがあると思いますが、企業側から見たら、「1ヵ月単位の変形労働時間制」の方が使い勝手が良いでしょう。
「1ヵ月単位の変形労働時間制」を簡単に説明すると、「忙しい日」を特定し、平均して週に40時間(10人未満の会社なら44時間)になるようにシフトを組めば、1日8時間を超えて働かせても残業代が要らないという制度です。
今回の「ゆるい就職」に最適な働かせ方です。
冗談はここまでにして…
就職してもすぐ辞める学生が多い時代です。むしろ、これくらいの働き方からスタートするのが良い学生もいるかもしれませんね。
個人的には、若者にはガッツリ働いていただきたいと思っています。死ぬ気で働いて、やっと見えてくるものがあると思いますので。
今日はこんなところです。今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
2014年07月26日
「ゆるい就職」について
posted by 坂元修二 at 21:32| Comment(357)
| 労務管理
2014年07月14日
高い評価を得るには
こんにちは。お疲れ様です。
今回は雑談です。
『プレジデント』という雑誌に、面白い記事がありました。6月16日号なので、バックナンバーとなりますが、「毎日が楽しくなる言葉」という特集記事でした。
マキャヴェリという、16世紀初頭のイタリアの、外交官かつ政治思想家だった人の言葉に、「偉大な事業をなし、比類のない模範を自ら示すことほど君主に対する尊敬をもたらすものはない」というものがあるそうです。
記事の中で、この言葉の解釈が面白く、かなり端折りますが「結果を残してこそ評価される」というものでした。
口で「頑張ります」「やる気があります」と言うのは簡単です。行動に表れなかったらその言葉は嘘ということになります。
話が少し変わりますが、学生時代ラグビーをしておりました。初めて見た先輩方の試合が、「108対0」という惨憺たる結果でした。試合後に監督が、「0という数字には、何を掛けても0だ。0点の試合を何試合やっても0点のままなんだ」と言っていました。目を覆いたくなるような点差とともに、(断っておきますが、先輩方は、私よりも優秀なプレーヤーでした)学生時代からずっと胸に刺さっていた言葉でした。
先の記事と合わせて考えると、「行動であれ結果であれ、とにかく形として、多少なりとも何か残さなければ、進歩は見込めない」という意味だったのかな、と今更ながら思います。
どんなに小さなことであっても結果を残すことにこだわってみよう、と再認識できる記事でした。
今日はこんなところです。今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今回は雑談です。
『プレジデント』という雑誌に、面白い記事がありました。6月16日号なので、バックナンバーとなりますが、「毎日が楽しくなる言葉」という特集記事でした。
マキャヴェリという、16世紀初頭のイタリアの、外交官かつ政治思想家だった人の言葉に、「偉大な事業をなし、比類のない模範を自ら示すことほど君主に対する尊敬をもたらすものはない」というものがあるそうです。
記事の中で、この言葉の解釈が面白く、かなり端折りますが「結果を残してこそ評価される」というものでした。
口で「頑張ります」「やる気があります」と言うのは簡単です。行動に表れなかったらその言葉は嘘ということになります。
話が少し変わりますが、学生時代ラグビーをしておりました。初めて見た先輩方の試合が、「108対0」という惨憺たる結果でした。試合後に監督が、「0という数字には、何を掛けても0だ。0点の試合を何試合やっても0点のままなんだ」と言っていました。目を覆いたくなるような点差とともに、(断っておきますが、先輩方は、私よりも優秀なプレーヤーでした)学生時代からずっと胸に刺さっていた言葉でした。
先の記事と合わせて考えると、「行動であれ結果であれ、とにかく形として、多少なりとも何か残さなければ、進歩は見込めない」という意味だったのかな、と今更ながら思います。
どんなに小さなことであっても結果を残すことにこだわってみよう、と再認識できる記事でした。
今日はこんなところです。今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
posted by 坂元修二 at 00:27| Comment(0)
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