2013年11月29日

身元保証人の責任について

こんにちは。お疲れ様です。

今朝、ふと桜島を見ましたところ、冠雪が見られました。小雪を過ぎて1週間過ぎましたが、寒いはずだなぁ…と、しみじみ思いました。

さて、従業員を採用するとき、「身元保証書」の提出を求める事業主様が多くいらっしゃいます。私も、「身元保証書」は重要だと考えております。

しかし、軽い気持ちで「身元保証をしておけばいざという時にとりあえず安心だ」、と思っていらっしゃる方が多いように感じます。

実際のところ、身元保証の有効期間は5年が上限となっています。更新するときは、その都度身元保証契約を締結しなおさなければなりません。

また、いざ損害賠償をするとなったときに、会社側で管理体制や制度の不備が認められた場合、賠償額の大幅な減額があり得ます。

やるべきことは、きちんとやったうえで、保証人さんへ請求するべきだということでしょう。

採用時に「身元保証書」の提出を求めると、それだけで気持ちが引き締まるように感じるので、大きな意義はあると思います。

今日はこんなところです。今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


posted by 坂元修二 at 23:55| Comment(0) | 労務管理

2013年11月11日

採用面接について

こんにちは。お疲れ様です。

最近、採用面接をする機会が多いので、そのことに触れます。

社員採用の面接から、アルバイトの面接まで、いろいろな方の面接をさせていただいておりますが、中には人生の再起を図って面接に臨む方もいらっしゃいます。こちらとしても、真剣に、公正に評価します。

身なり、言葉遣い、試験結果などで判断すると、かなり公正な結果が得られますが、それだけでは採用面接としては中途半端なものになります。

面接した人の中で一番優秀な人が、自社にベストマッチしているとは言えないからです。

面接の前に、どういう人物を求めているか、ということをある程度イメージしておくと、目的がはっきりとして、明確な基準に基づいた良い面接ができます。

そして、イメージはより具体的なものが良いです。
例えば、「コミュニケーション能力が高い人」という漠然としたものではなく、「仲間を引っ張る力がある人」、「人を説得できる人」、「人の話を正確に理解できる人」という風に、具体的に絞るのです。

結果的に、質問などが的確にでき、見るべきポイントもブレずに面接できます。

他にも、注意点はたくさんあります。

「ストレス耐性よりもストレスを逃す力が大切だ」とか、「過去の職歴から、その人が何を重要視しているのか読み取り、採用や育成の資料とする」とか、「取り調べのような面接をしない」とか、「面接官も相手に面接されている」とか、挙げればキリがありません。

また、折を見て話題にしたいと思います。

今日はこんなところです。今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
タグ:採用
posted by 坂元修二 at 23:59| Comment(0) | 一般